こんにちは。パトレイバーを見てきました。そんな感じでさくさく感想を書いていきたいと思います。

さて、今日はパトレイバーの実写版を見てきました。詳しい情報などは公式サイトを見てください。
THE NEXT GENERATION パトレイバー 

事前情報では、はじまる前に少年のように目をきらきらさせていた40代のおじさんたちが、映画館から出るときはみんな肩を落として帰っていったとかな話を聞いていたので、いったいどれほどのものかと思って見ましたが、正直言って楽しかったです。

肩を落とした人達の気持ちもわかります。大きな人型二足歩行ロボットがかっこよく戦うものを期待すると裏切られます。この実写版は「総監督 押井守」です。大事なことなのでもう一度言いますが「総監督 押井守」です。それを踏まえて、心を広く、よく洗脳された押井信者的思考を持って挑めばいろいろ笑えます。まったやってるよ、この人は的な。

なんたって作中で空手の型のシーンがあったりします。ルーニーが一発レッドで退場してスコアレスドローなんて話もでてきます(残念ながらルーニーの出演はありません)。やはりこれは押井映画なのです。

わたしが今まで見てきたパトレイバーをあげるとすると、劇場版1、2、3とOVA6本、それからミニパトとゆうきまさみ版とも言える漫画版です。テレビシリーズ版は見たことがありません。それから忘れていましたが、特車二課第二世代を描いたレイバーが動かないサッカーうんちく小説版もありました。



今回の実写版はOVA版と第二世代を描いた小説版に近いかなと思います。ですので、まずは小説版のレビューを読んで見ると肩を落とした人の気持ちがわかるかもしれません。

映画のあとは吉祥寺に行きました。たまたま映画行く途中にTwitterで知ったのですが、なんと今日、吉祥寺に撮影で使用した実物大イングラムが来るというじゃないですか! 映画館を出たわたしは急いで吉祥寺に戻り、ぱしゃぱしゃと写真を撮りました。

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ざんねんながらデッキアップのシーンには間に合わず、立っているところは撮影できませんでしたが、さっきまで見ていた映画の中のでっかいロボットが目の前にいるというだけで、めっちゃわくわくしました。はりぼてです。このイングラムはアニメのように動いたりはしません。それはわかっています。がしかし、目の前の現実に存在するとよくわからない感動を覚えるものです。

よく知っている人はみんな楽しんでいますし、よく知らない人は「ガンダムだ!」だなんて、知らないなりに変なでかぶつが街に存在することを楽しんでざわざわしていました。劇中にて、二足歩行は無駄なものでフィチシズムの産物だなんてセリフもありましたが、この目の前の物体もやはり「無駄」であり、「フェチシズム」の産物でしょう。夢とロマンの限界ともいえるかもしれませんし、押井監督の言葉で言えば「虚構」などという夢想の代替要因かもしれません。

でもいいじゃん! たのしいじゃん! ロボットに騒ぐなんて子供? じゃあ大仏つくったのも子供だって言い返してやれ? そんな言い返しのセリフはなんか違うなと思います。なんで「子供」に戻ることが悪いのか、わたしにはわかりません。むしろ子供のような気分になれてうれしいです。もし許されるなら、わたしはイングラムによじのぼってみたかったです! やったらすぐ近くの交番に連行されそうなのでやりませんでしたが!

さて、残念ながらずっと子供ではいられないので、まとめるとしましょう。実写版については、いろいろ不満、というよりもがっかりしたという感想があるようです。理解はできます。それでもわたしは実写版がおもしろかったですし期待しています。単純にリズムという面で技術があるので、まずそこがおもしろいです。

そして三度目ですがこの実写版は「総監督 押井守」です。つまらないことや小難しいことやらなくていいからエンタメに徹すればいいんだよ、と評判の押井守です。なにも余計なことせず作った攻殻1が一番おもしろいだろとよく言われる押井守です。スカイ・クロラの映画はよくわからんと言われる押井守です。わたしが一番好きなパトレイバーは劇パト2ですし、スカイ・クロラの映画も大好きです(原作 森博嗣ですからね!)。

そんな押井監督ですので、短編のエピソードでは、くだらなく変なことをやって観客をがっくりさせたりあきれさせたりして楽しませつつも、来年のゴールデンウィークに上映される長編では、一級のエンタメを見せてくれるのでは、と期待して待っています。まだ個別エピソード0と1が終わっただけですので、こんなところからエンジン全開のエンタメを見せてくるような押井守ではないでしょう。まあ、期待が裏切られる可能性もめちゃくちゃありますがね!

ではでは。